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28年前、突然のテーピングとの出会い…
齋藤さんのテーピングも、最初はスポーツテーヒングから始まった。
  「というか、スポーツテーピングしかなかったんですよ。そもそもテーピングっていうのは、可動範囲の制限なんですね。つまり物理的に痛いところまでいかないように、テープで押さえるということ。制限するわけですから、長い間やっておけないというデメリットもあります。血行を悪くしますからね。でも、スポーツの練習や試合のような、ある一定の時間だけ動かないようにしてあげるのであれば、非常に有効な手段なんです」
  しかし、齋藤さんには、スポーツテーピングに対するある種の不満もあった、なぜなら、練習や試合が終わってテープを取った選手たちは、試合中からは考えられないほど、不自由そうに帰っていくからだ。なんとか日常的にサポートできるテーピングをしてあげることはできないものか。それが齋藤さんに生活テーピングを考えさせるきっかけとなった。
  「スポーツテーピングはがっちり固めますから、血行のことを考えてもできるだけ短い時間がいい。しかし生活テーピングは1日中やってられるようにしたいわけです。相反することですよね」
選手の日常生活を改善してあげたいと生活テーピングを考え出した
  そこで会社にさまざまな提案をして布製のテープを伸縮性のセラポアにしてみたり、また貼り方もスポーツテーピングよりもゆるくしてみたりと、いろいろ改良を加えて生活テーピングという分野を作っていったのだという。
 
「生活テーピングには、スポーツ選手の日常のためという理由の他に、お年寄りのためにもなるんじやないかっていう思いもありました。階段を降りるときに、膝に体重がかかって怖いと思っているお年寄りがいたとしますよね。それはスポーツテーピングの膝のテーピングを応用すれば保護してあげられるんじやないかと。実際やってみると、スポーツテーピングから生活テーピングに応用できるものがいろいろありました」
  四十肩五十肩がラクになったり、足首を保護することで歩きやすくなったり、土踏まずのテーピングで疲れにくくなったりと、日常生活に役立つテーピングが次々と考え出されていった。
  「生活テーピングはリハビリにも有効だと思います。例えば骨折してギブスをはめますよね。そうすると当然筋肉が落ちてきますから、リハビリの期間も長くなります。でも、少し早めにギブスを外して、代わりにテーピングでサポートしてあげれば、筋肉も動かすことになりますから、本格的なリハビリ期間は短くなるはずなんです」
テーピングを覚えることはお年寄りの介護にも役立つはずです
  お年寄りの介護にも同じ事がいえるという。
  「動けなくなった人をただ寝かせておくんじやなくて、テーピングをすることで、少しでも自分の力で動けるようにする。そうすると意識も違ってきますよ。生きる活力っていうか、そういう積極的な気持ちが出てくると思うんです。ですから、本当は介護の人ももっとテーピングを覚えてくれるといいと思うんです
よね」
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テーピングを知り尽くした齋藤隆正トレーナーのプロフィール
テーピングトレーナー 齋藤隆正
齋藤隆正 写真 約30年に渡ってテープメーカー「ニチバン」に勤務。 昭和56年、ニチバンがテーピングテープを販売開始時から、テーピングの品質改良、販売促進を担当。高校や大学などのチームに出向き、トレーナーにテーピング指導するなど啓蒙活動を実践。

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